関東電気保安協会は怪しい？点検内容やニセ調査員の見分け方

4年に１度ある「電気設備安全点検訪問」。調査員の方が定期的に点検に来るのですが、初めてお知らせがきた方は不安に感じたのではないでしょうか。

日程が予め決まっているので平日いない人は対応が大変です。

今日は点検があった。
『関東電気保安協会』的な？とか思った際に『♪関東電気保安協会』を『♪関西電気保安協会』のフレーズで再生されたことに驚異を覚えた（汗） pic.twitter.com/UBdSZtnwah

— 遊び猫[PlayCATS] (@asobineko) September 3, 2021

屋内に入ることもあるので「怪しい」と感じる人もかなりいます。
実際に私も今回「電気設備安全点検訪問日のお知らせ」が来たときは不安でした。

面識のない人を家に入れるのも躊躇しますよね。

そこでこの記事では

を紹介したいと思います。

関東電気保安協会の電気設備安全点検とは

関東電気保安協会ってなに？

関東電気保安協会は東京電力から調査を委託されて各家庭の電気設備の点検を行なっている会社です。

東京電力とは違う会社名なので不安に思いますが、きちんと国に登録された調査機関なので安心して良いでしょう。

電気設備安全点検の内容は？

基本的に点検は屋外と屋内があり、家庭内で使用している電気設備が技術基準にきちんと適合しているかどうか関東電気保安協会が4年に１度点検しています。

屋内の点検

屋外の点検

屋内配線・器具などの点検

屋内配線・器具点検は希望した場合に点検してくれます。何か配線関係で気になるところがある場合はこの機会に聞いてみるのも良いですね。

 

電気設備安全点検は家の中も入れなきゃいけないの？不在の場合は？

点検とはいえ、一人暮らしなどの理由で家の中に人を入れるのが不安な人もいるかと思います。

最近では物騒な事件もあるので昼間とはいえ家に他人を入れるのはなるべく避けたい人は多いでしょう。家に入られたくない方は訪問した時に調査員の人に「屋外だけの点検にしてください！」と言ってOKです！

訪問日時が指定されていますが、都合が悪ければ不在でも屋外の点検を行なってくれるので不在でも特に問題はありません。

ただし屋内の点検はもちろんできないので、分電盤など点検してもらいたい場合はお知らせに書いてある電話に連絡して日時の変更をしましょう。

ニセ調査員に注意！見分け方

「家の中も点検してもらいたいけど、詐欺だったらどうしよう・・・」
そんな風に不安に思う方もいらっしゃることでしょう。

実際に類似した名称を使い勧誘行為をしている団体もあるそうで、保安協会のHP上で注意喚起しています。

最近、当協会の調査員を装って訪問し、調査手数料を請求したり、不具合個所の修理として工事代金を請求するなどの事件が発生しています。
当協会の調査員がお客さまに対し、電気製品などの販売や金銭を請求することは一切ありません。
不審に思われる場合には、最寄の当協会事業拠点までご連絡くださるようお願いいたします。

引用：関東電気保安協会

こういう人たちをうっかり家に入れないためにも、本物の調査員なのか見分ける必要があります。

 

ニセ調査員の見分け方その１・服装

来訪した時の服装をよく見ましょう。

公式HPでは調査員の服装をシーン別に紹介しています。（下記画像参照）
因みに我が家に来たときは「フル装備」の格好でした。

分電盤は基本高いところにあるので脚立は持ってきていました。

参考：関東電気保安協会

 

調査員証を常備しているので目視で確認するのも忘れないようにしましょう。

 

ニセ調査員の見分け方その２・点検以外のことを話してくる

点検以外のことを話し始めたら要注意！！

• 株を売りつけてくる
• 電気料金を安くできる装置がある
• 料金を請求する

電気設備安全点検では料金を請求することは一切ありません。

もし請求されることがあっても支払わないようにしてください。

【実体験】実際の電気安全点検の流れ

検査当日、事前にお知らせに記載されていた日時にいらっしゃいました。

上記でもお伝えした通り、検査員の方は社員証に名前が記載されているのでチェックすると安心です。（私はチェックし忘れてました！！）

配線、器具などの点検の希望を言わなかったので分電盤の点検のみ。
ブレーカーの蓋を開けて、しばらく検査を行なっていました。

大体10分程度で完了。最後に電気設備安全点検の結果とパンフレットを渡されて終了しました。

 

もちろん料金は発生しません！

 

まとめ

関東電気保安協会の電気設備安全点検についてご紹介しました。

以上のことを気にかけるようにして詐欺を未然に防ぐようにしましょう！